中国の重慶市、湖北省、安徽省などで雨が続いている。中央気象台が9月28日に発表した予報によると、中国西部から長江中流・下流域にかけて30日まで広い範囲で雨が降り、所によって豪雨となる。一方、長江以南の江南・華南地域では35度以上の高温と蒸し暑さが続く見通しだ。29日からは強い寒気が中国中部・東部に南下し、雨の強い地域も次第に南へ移る。
重慶北東部では前日までに最大201.9ミリ
中央気象台によると、27日は湖北省北西部、重慶市の南西部と北部、安徽省などの一部で大雨から豪雨となった。重慶市の城口県と巫渓県、浙江省の杭州市と寧波市では、局地的に100~141ミリの大豪雨を観測した。
重慶市の気象当局は、27日午前8時から28日午前8時までの雨量が、城口県の香炉坪で最大201.9ミリに達したと発表した。開州区、城口県、巫渓県では計16カ所の観測地点で大豪雨となった。市北東部では9月14日以降も雨が続いており、当局は地盤に多くの水分が含まれているとして、土砂崩れや土石流、中小河川の増水を警戒している。
雨は10月初めまで続く見通し
重慶市の予報では、28日から10月1日までに市北東部で計90~150ミリ、局地的には160~200ミリの雨が見込まれる。市の気象当局は、豪雨による災害の危険度が高い地域として開州区、城口県、巫渓県を挙げた。29日夜から30日昼には中部と東部を中心に雨が降り、北東部の一部では再び豪雨となる見通しだ。
中央気象台の28日の予報では、29日から30日にかけて安徽省南部、江蘇省南部、湖北省南部、重慶市南東部などで中程度から強い雨が予想されている。30日から10月1日にかけても、重慶市、湖北省、安徽省南部などで雨が続き、重慶市北部などでは豪雨となる見込みだ。中央気象台の中期予報は、中国西部から長江下流域の一部で9月28日から10月7日までの総雨量が100~200ミリに達するとしている。これらは予報値であり、今後の雨量や降る場所は変わり得る。
江南・華南は高温、寒気が南下
雨の多い地域とは対照的に、湖南省中南部、江西省、浙江省南部、福建省、広東省、広西チワン族自治区北部などでは、亜熱帯高気圧の影響で35度以上の高温が続く見通しだ。中国天気網は、湿度も高く、気温が35度に達しない場所でも体感温度はそれを上回るとしている。
中央気象台によると、28日夜から10月1日にかけて寒気が南下し、江南地域とその北側では気温が順次4~8度下がる見込みだ。雨の範囲は南へ移り、中国南部の広範囲で続く蒸し暑さも次第に和らぐ見通しとなっている。
#重慶 #湖北 #安徽 #豪雨 #土砂災害 #江南 #華南 #高温 #中央気象台
