中国・延安大学の副教授死亡、教員評価制度を批判する遺書とされる文書が拡散

中国陝西省の延安大学で、魯迅芸術学院に所属していた白保国副教授が死亡したことが明らかになった。11月4日付の澎湃新聞によると、白氏が生前に大学の教員評価制度や人事管理上の問題を告発したとされる文書がインターネット上に広がった。同紙が引用した南方都市報の報道によると、大学側は白氏の死亡を認め、文書の内容について調査を進めている。

インターネット上で拡散したのは、白氏の遺書とされる文書で、大学の人事、研究活動、年度評価を担当する幹部らの対応を批判する内容が含まれていた。

澎湃新聞によると、文書では、大学が研究資金の獲得額や論文発表数について一律の評価基準を設けていることや、白氏に対して異なる基準を適用し、不公平な評価をしたことなどが問題として指摘されていた。

また、在籍する職員の中に、給与を受け取りながら実際には勤務していない者がいるとの疑惑も記されていた。ただし、これらはいずれもネット上の文書に記載された主張であり、大学の不正行為が確認されたわけではない。

大学側、死亡を認め文書を調査

南方都市報によると、延安大学の関係者は白氏が死亡したことを認めた。大学側は、インターネット上に出回っている文書の内容について調査・確認を進めていると説明した。

白氏の正確な死亡日時や死因については、澎湃新聞の報道では明らかにされていない。また、流出した文書が本人によって作成されたものかどうかについても、同報道には大学側の最終的な確認結果は示されていない。

陝西省党委員会の巡視組も事案を把握

澎湃新聞は4日、陝西省党委員会の第1巡視組が事案を把握していると報じた。同巡視組によると、白氏からの告発文書は、それまで巡視組には届いていなかったという。巡視組は今後、大学側と連絡を取り、問題について協議する方針を示した。

白氏の死亡と大学の評価制度との因果関係は、同報道では確認されていない。

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(2026年11月5日)

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