雪崩で道路寸断、観光客1558人一時足止め＝新疆

　中国メディアの大洋網などによると、新疆ウイグル自治区アルタイ地区のブルチン県の観光地で、1月6日からの大雪により31カ所で雪崩が発生、道路が寸断されて、観光客1558人が足止めになった。けが人などの情報はない。（写真はRFAのサイト）

　観光客は、一帯の観光地を管理するカナス景区管理委員会の手配で三つの村のホテルに滞在していたが、16日正午までに道路が開通したため、全員が同県を離れた。

　アルタイ地区の6～11日の降雪量は累計110.4ミリで、2011年以降で最多。山間部の積雪量は80～170センチとなった。アルタイ市では9日、1日に17.4ミリの雪が降り、1月としては異例の大雪となった。

　雪は16日まで連続10日間降り続き、アルタイ地区ブルチン県のコムカナス、カナス、同地区カバ県の道路で雪崩が発生。山間部一部では雪の深さが3メートルに達し、車の通行ができなくなった。

　観光客1000人以上が足止めとなり、三つの村のホテルに宿泊。食事の提供も受けた。費用はカナス景区管理委員会が負担した。また、現地当局が除雪機械33台などを使って7日連続で除雪作業を行い、道路の復旧を終えた。

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