中国軍、渤海など5カ所で実弾射撃・訓練 台湾は動向を監視

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中国の海事当局は、10月12~17日に渤海、黄海、東シナ海、南シナ海の少なくとも5カ所で実弾射撃や軍事訓練などを実施するとする航行警告を相次いで発表した。台湾の顧立雄国防相は12日、沿岸砲兵などによる射撃訓練と初期判断していると説明し、軍が動向を継続して監視していると述べた。

航行警告は8日以降、河北、遼寧、江蘇、浙江、広東各省の沿岸海域を対象に公表された。渤海の秦皇島沖では12日午前6時から16日深夜まで、実装備を用いた作業を予定する。黄海北部の大連沖では12日午前11時から午後2時まで、黄海南部では16日午前7時から17日午後6時まで実弾射撃を行うとしている。

東シナ海では浙江省温州市の甌飛灘東方で13~15日、毎日1~2時間の軍事訓練を予定する。南シナ海では12~16日、毎日午前8時から午後6時まで実弾射撃を実施するとした。各海事当局は指定時間帯の対象区域への船舶の進入を禁止している。

ロイター通信によると、今回公表された5カ所に台湾のすぐ周辺の海域は含まれず、台湾に最も近い区域は浙江省沖にある。顧国防相は、射撃か軍事訓練かを問わず、幅広い事態を想定して中国軍の活動を注視すると説明した。

一連の活動は、台湾の頼清徳総統が10日の国慶演説で防衛力強化と平和維持への決意を表明した直後に行われた。中国国防省の陳曦報道官は11日、頼氏が中国の軍事的脅威を誇張し、両岸の対立をあおっていると批判した。台湾周辺での日常的な演習・訓練は「台湾独立」と外部からの干渉を抑止するためだと主張した。

ただし、中国側は今回の5カ所での活動を頼氏の演説への対抗措置と明示していない。航行警告で確認できるのは実施区域、時間、活動内容であり、台湾を取り囲む大規模演習として発表されたものではない。実施予定の告知と、各訓練が実際に完了したかについても区別する必要がある。

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(2026年10月13日)

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