福建省福安の造船所で火災・爆発 23歳消防隊員死亡、11人負傷

福建省福安市の造船所で2026年8月13日、船舶火災の消火活動中に爆発が発生した。23歳の消防隊員1人が死亡し、消防隊員9人と民間人2人の計11人が負傷した。

福建省の造船所で船舶火災、消火活動中に爆発

火災が起きたのは、福建省寧徳市福安市甘棠鎮にある造船所「世紀華海(福建)船舶重工有限公司」だ。 福安市消防救援局によると、8月13日午後1時9分、同社の造船所「華海船廠」で火災が発生したとの通報が入った。火元は造船所内にあった船舶だった。 通報を受けた消防当局は直ちに消防隊を現場へ派遣した。管轄する消防署の隊員は午後1時25分に現場へ到着し、船舶の消火と救助活動を開始した。 現場では火災に伴って大量の黒煙が立ち上った。消防隊員が消火活動を続けていた午後2時10分、現場で突然爆発が発生した。

造船所爆発で消防隊員1人が一時行方不明

爆発発生直後の情報では、消防隊員1人が行方不明となり、別の10人が負傷したと伝えられた。消防や関係機関が現場を捜索した結果、行方不明だった消防隊員は発見され、病院へ搬送された。 地元の応急管理当局や衛生当局なども現場へ駆け付け、消火・救助活動や負傷者の搬送に当たった。 福安市消防救援局は同日午後6時25分、爆発によって消防隊員10人と民間人2人の計12人が負傷し、全員を病院へ搬送したと発表した。一部報道では民間人について「地方職員」と伝えていた。 負傷者のうち23歳の消防隊員は、火災現場の奥へ入り、消火活動に当たっていた際に爆発に巻き込まれた。病院で救命措置が行われたが、同日午後6時50分に死亡した。 この結果、事故による人的被害は消防隊員1人が死亡し、消防隊員9人と民間人2人の計11人が負傷したことになる。負傷者は病院で治療を受けた。

福建省の造船所火災、同日夜までに火勢を制御

火災発生後、消防隊は現場で消火活動を継続した。8月13日午後11時までに火勢は有効に制御された。 事故が起きた造船所は白馬港に位置する。同社は金属船舶の製造をはじめ、船舶の改造、修理、解体、船舶用設備の製造、船舶販売、水上輸送設備の部品販売などを手掛けている。 このほか、生産活動で発生した廃金属や再生資源の回収、貨物の輸出入なども事業範囲に含まれる。 船舶から出火した原因や、消火活動中に爆発が起きた経緯は明らかになっていない。福安市の関係当局が出火原因と爆発原因について詳しい調査を進めている。 出典 関連記事 #福建省 #造船所爆発 #工場火災 #消防隊員 #中国事故 2026年8月14日
タイトルとURLをコピーしました