米戦略国際問題研究所(CSIS)のビクター・チャ、アンディ・リム両氏は10月20日、北朝鮮のミサイル発射動向を分析し、トランプ米大統領の首脳会談への意欲が北朝鮮の軍事的自制につながっているとはいえないと論じた。
両氏の集計では、第2次トランプ政権発足から21カ月間の発射機会は34回と、第1次政権の同時期の2倍。発射数は少なくとも93発で、第1次政権の4年間を既に上回った。極超音速ミサイルや新型駆逐艦からの巡航ミサイル発射など、兵器の多様化も指摘した。
金正恩氏の動機については、兵器開発計画の検証、将来の首脳会談に向けた交渉力の強化、米国の許容範囲の見極めという可能性を提示した。ただし、動機は不明とし、トランプ氏が強調する良好な個人関係と、実際の軍事行動は区別して評価する必要があるとの見方を示した。
出典
ビクター・チャ、アンディ・リム/CSIS/2026年10月20日
原題:Missile Diplomacy: North Korea Ramps Up Threats in Trump 2.0
