北朝鮮、中ロ接近でも自主性維持を重視との分析

北朝鮮分析サイト「38ノース」に寄稿したハン・ギボム氏は10月15日、北朝鮮の2026年7~9月の外交を検証し、中国、ロシアとの関係拡大と戦略的自主性の維持を両立させようとしていると分析した。

中国とは首脳交流後に政治・外交関係や貿易が回復したものの、大型経済事業や実質的な軍事協力の進展は限定的と指摘。一方、ロシアとは兵器供給に加え、労働力や物流分野でも協力を広げ、戦時協力を超える長期的な関係を築いているとみた。北朝鮮は両国との関係の違いを利用し、実利を最大化しようとしているという。

対米姿勢では、首脳間の個人的関係と米国の政策を区別しながら、核保有の不可逆性と核使用の可能性を強調していると指摘した。新たな核使用原則の導入ではなく、抑止力を誇示するとともに、非核化を前提とした交渉には応じない姿勢を示すものと論じた。

出典

ハン・ギボム/38ノース/2026年10月15日
原題:Closer to China and Russia, Firm on Nuclear Status

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