北朝鮮分析サイト「38ノース」に寄稿したファン・ソヒ氏は10月15日、朝鮮労働党の改正規約と軍幹部の処分を取り上げ、金正恩氏の最終的な権威と、幹部に委ねられる権限の限界を明確にする動きと分析した。
改正規約は、総書記による政治局員の任免や党部署の解散などを明記した。ファン氏は、これを単純な権力拡大と捉えるのではなく、既に行使していた権限を文章で定めた可能性があると指摘した。
軍総政治局の元副局長パク・ヒチョル氏については、当局が収賄に加え、人事権を使った側近登用を問題視した点に注目。処分の公表には、人事権は党中央から委任されたものであり、個人の影響力を築くために使ってはならないと他の幹部に警告する意味があるとみた。ただし、不正疑惑は独立した情報で検証できず、規約整備も金氏自身を制度的に制約する証拠にはならないと論じた。
出典
ファン・ソヒ/38ノース/2026年10月15日
原題:North Korea’s New Party Rules and the Limits of Delegated Authority
