台湾の中央通訊社(CNA)は、ラオスで開設された中国・ラオス共同支援・訓練センターについて、台湾の国防安全研究院(INDSR)の蘇紫雲氏による分析を紹介している。蘇氏は、施設が中国の一帯一路以降の長期的な対外影響力拡大の一部であり、南シナ海、インド洋、マラッカ海峡へ軍事的な展開範囲を広げる役割を持つと論じる。中国側はパイロット訓練や地域の平和・安定への貢献を目的とし、第三国を対象としないと説明している。蘇氏は、同施設が中国の海上輸送路やエネルギー輸送の防護、マラッカ海峡封鎖リスクへの備えにも関係すると指摘。さらに、滑走路の延伸によって大型機の運用が可能になる可能性や、台湾海峡・南シナ海有事における米軍機の飛行経路への影響を示している。
出典
著者:Liao Wen-chi、Joseph Yeh/媒体:中央通訊社(CNA、Focus Taiwan)/原記事URL:https://focustaiwan.tw/politics/202610040007
