中国人民解放軍は9月28日から10月3日にかけてロシアで実施された大規模戦略演習「中部2026(Center-2026)」に参加し、無人機群や戦術無人機、地上無人戦闘車両などを使った実戦的な訓練を行った。中国側報道によると、中国を含む8カ国の部隊が参加し、中国軍は情報偵察、指揮統制、火力攻撃、総合保障などを訓練した。ロシアのプーチン大統領は10月2日、チェリャビンスク州のチェバルクリ演習場を訪れ、演習の最終段階を視察した。
中国軍の参加部隊は中部戦区から編成され、車両による移動、鉄道輸送、航空輸送を組み合わせてロシア入りした。中国軍網によると、中国側は演習の指揮機関、統合作戦指揮部、任務部隊からなる指揮体制を構成。準備段階では指揮通信や作戦計画、偵察誘導、障害突破、共同攻撃、装備修理、戦場救護などを訓練した。
実動段階では、立体的な偵察、情報と火力を連携させた攻撃、多方向からの突撃などを実施した。中国国営メディアは、無人機群が地上部隊に目標情報を提供し、戦術無人機、武装ヘリコプター、地上無人戦闘車両が連携して想定した敵の前線目標を攻撃したとしている。
無人機・ロボット兵器を大規模投入
今回の演習では無人装備の投入が目立った。CCTV系報道は、中国側指揮官の説明として、多数の無人装備を投入することで戦場環境を複雑化し、新たな戦術や戦法を訓練したと伝えた。
ロシア側の発表でも、無人装備の大規模投入が確認されている。集団安全保障条約機構(CSTO)議会会議によると、チェバルクリ演習場ではロシア軍4600人と外国軍1479人の計6000人超が参加。600点を超える装備のほか、航空機・ヘリコプター55機、500機を超える無人航空機、50以上のロボットシステムが投入された。
ロシア側によると、「中部2026」全体には4万7000人を超える兵士が参加し、11カ所の演習場とカスピ海で訓練を実施した。AP通信もロシア側の発表に基づき、中国、ベラルーシ、キルギス、タジキスタン、モンゴル、パキスタンなどの部隊が参加したと報じた。
参加国の数については、中国側報道がロシア、中国、ベラルーシ、パキスタン、カザフスタン、キルギス、モンゴル、タジキスタンの8カ国としている。一方、ロシア側資料では、軍事部隊を派遣した国と作戦グループ、オブザーバーを分けて集計しており、分類方法が異なる。
プーチン大統領が最終段階を視察
プーチン大統領は10月2日、チェバルクリ演習場で実動訓練を視察した。プーチン氏によると、同演習の主な目的は、外部からの攻撃に対応する際の各級司令部の部隊指揮能力を高めることだった。
AP通信によると、プーチン氏は演習場で、ロシア軍がウクライナへの攻撃に使用しているジェット推進型の「ゲラン」無人機を含む装備も視察した。ロシア軍はウクライナで得た戦闘経験を今回の演習に反映させているとしている。
中国軍は演習終了後、チェバルクリ演習場から順次撤収を開始した。部隊は航空機と鉄道を利用して中国に帰還する。中国側は、今回の演習を通じ、国外の不慣れな地形と多国間環境での統合作戦指揮、長距離戦略輸送、国境を越えた後方支援などの能力を検証したとしている。
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出典
- 解放軍參與俄羅斯「中部-2026」演習 無人機蜂群與戰車實戰演練
- 中俄等8國參與「中部-2026」演習 普京前往觀摩
- 携手砺精兵 并肩卫和平——专访中方参加俄罗斯“中部-2026”战略演习部队指挥员
- 视频丨“中部-2026”战略演习呈现三个新特点
- Putin observes military drills in the Urals involving troops from China and other nations
- CSTO CSC Chairman Vladimir Putin Visits Military Exercises at the Chebarkul Training Ground
