中国人民解放軍南部戦区は27日、南シナ海の黄岩島周辺の海空域で、海空合同演習を実施した。中国メディアによると、空軍は早期警戒機、偵察機とともに、中国が自主開発・生産した高高度・長時間飛行型の無人偵察機「無偵7」を投入した。
無偵7は高高度で長時間の偵察が可能で、目標の動きを迅速に捉えて情報を送信し、攻撃を誘導できるとされる。有人機との協同作戦に向けた能力も示した。同機は戦略・戦術偵察に用いられ、国境や領海、排他的経済水域の巡視、重点地域の監視などを担うという。
海軍からは、054A型ミサイル護衛艦「玉林」、056A型ミサイル護衛艦「天門」、遠洋総合補給艦「青海湖」の3隻が参加した。中国軍系メディアは28日、演習について、全体状況の把握と抑止を目的とし、「権益維持と法執行・管理」「海空合同捜索救難」を重点としたと報じた。記事は、演習が中国の領土主権と海洋権益を守る能力を示したと主張し、フィリピンが南シナ海で軍事的挑発を続ければ、中国の行動によって阻止されると警告した。
