ロシアのプーチン大統領は、バルダイ国際討論クラブの第23回年次総会で、先にインドで習近平中国国家主席と通訳を介さず2人で会談した際、互いの言語を知らないにもかかわらず意思を理解できたと述べた。両氏の交流に文化的な障壁はなかったとも説明した。
プーチン氏は、現時点では自身は中国語を、習氏はロシア語を話せないとした。一方、自分の孫たちは中国語を学んでおり、将来は通訳を務める可能性があると語った。また、ロシアは中ロ関係に文明的な基盤があるとの習氏の見方を支持していると表明。両国は伝統的価値観や歴史、伝統を守り、相互の尊重を得るために協力すると述べた。
プーチン氏は、中国の哲学や政治思想には、圧力や軍事力で問題を解決する考えはなく、問題の解決には一貫して平和的な方法を求めてきたとも指摘した。さらに、両国関係について「世界の政治的安定にとって重要な要素」と述べ、北極開発では北極海航路を積極的に利用し、ロシアと中国の利益を実現するため協力できるとの考えを示した。
ロシア大統領報道官のペスコフ氏は1日、プーチン氏と習氏がAPEC非公式首脳会議の期間中に会談することで合意しており、ロシア側が準備を進めていると記者団に明らかにした。
