中国メディアの中国青年網などによると、甘粛省酒泉市金塔県の飲食店で26日午前、液化石油ガス（ＬＰＧ）の爆発事故が起き、少なくとも2人がけがした。中国では今月21日、寧夏回族自治区銀川市のバーベキュー店でＬＰＧが爆発。客ら38人が死傷する事故が起きたばかり。頻発するガス爆発事故に住民の不安が高まっている。（写真は東網のサイト）
香港メディアの星島日報によると、飲食店はしょう油煮の肉などを売る店。店舗は大きく壊れ、周辺にガラスや木片が散乱。街路樹は折れ、駐車中の車も壊れた。周辺の店舗や住宅でも窓ガラスが割れるなどの被害が出た。
ガス爆発事故の頻発で、当局も対策に乗り出した。甘粛省蘭州市高新区当局は、管内のボンベ入りＬＰＧの販売会社や飲食店へのいっせい立ち入り検査を実施。高新区内の２つの工業団地で、飲食店計約1500店に対して検査を行い改善などを指示した。
中国証券網によると、北京市でも25日、交通委員会などがＬＰＧなどの輸送を行う運送会社に対し安全確保のための立ち入り検査を実施した。同委員会は22～24日の端午節の連休中にも、係官約300人を派遣して、一般運送会社18社、ＬＰＧなど危険品の運送会社108社の点検を行った。
◇出典
http://news.youth.cn/sh/202306/t20230626_14607282.htm
https://news.cnstock.com/industry,rdjj-202306-5081106.htm
https://std.stheadline.com/realtime/article/1934927/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E7%94%98%E8%82%85%E9%85%92%E6%B3%89%E5%B8%82%E9%A4%90%E9%A3%B2%E5%BA%97%E6%B6%B2%E5%8C%96%E6%B0%A3%E7%88%86%E7%82%B82%E5%82%B7-%E8%98%AD%E5%B0%8D%E5%B0%8D%E5%8D%80%E5%85%A7%E7%93%B6%E8%A3%9D%E7%87%83%E6%B0%A3%E9%80%B2%E8%A1%8C%E5%BE%B9%E5%BA%95%E6%8E%92%E6%9F%A5
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