中国遼寧省本渓市の店舗で猛烈な爆発事故が発生
2026年6月5日午前6時42分頃、中国遼寧省本渓市平山区平山路にある街頭に面した店舗で猛烈な爆発事故が発生した。中国メディアの央広網などの発表や地元メディアの報道、現地消防救援局の通報によると、この事故により2人が死亡し、13人が軽傷を負う甚大な被害が出ている。事故の原因は店舗内に設置されていた液化石油ガス(LPG)ボンベ(プロパンガス)の漏洩によるものとみられており、現在も当局による詳しい調査が進められている。
爆発が発生した物件は、平山路の街頭に面した面積約35平方メートルの臨街店舗である。事故直後から現地消防および関係当局が緊急の救援活動を展開したが、周辺一帯は爆発の凄まじい衝撃により大きな混乱に包まれた。
爆発の凄まじい衝撃波と周辺店舗の被害状況
現地住民が撮影した映像や目撃情報によると、爆発が発生した瞬間には周辺に巨大な爆鳴音が響き渡った。現場となった街道には割れたガラスやアルミのドア枠、さらには爆破された建築物の破片が辺り一面に散乱する事態となった。その凄まじい惨状は、まるで爆撃を受けたかのような状態であったと伝えられている。
爆風によって引き起こされた強烈な衝撃波の破壊力は凄まじく、現場周辺にある他の店舗の看板や門扉、窓、天井までもが震動によって全壊または破壊された。事故が発生した店舗のみならず、広範囲の建物や設備に深刻な物理的被害が及んでいる。
今回の爆発事故では、周辺の建物だけでなく、ちょうど現場を走行していた公共交通機関にも大きな被害が及んだ。爆発が発生した瞬間、停留所に接近してまさに靠站(停車準備)しようとしていた路線バス1台が、爆風による強烈な衝撃波を直接受ける形で巻き込まれた。
走行中の路線バスが直撃を受け窓ガラスが全壊
この路線バスは、爆発地点の方向を向いていた側の車窓ガラスが一列すべて粉々に砕け散るという深刻な直撃被害を被った。車内にいた乗客らは突然の凄まじい衝撃とガラスの破壊により驚慌失措(パニック)となり、車内は一時騒然となった。乗客らは頭部を自分たちの手で必死に摀ずる(押さえる)などしながら、パニック状態の中で次々とバスの車内から下車し、事故が発生した現場から遠ざかるようにして避難を余儀なくされた。
消防救援人員42人が出動し閉じ込められた2人を救出
爆発事故の発生を受けて通報が現地に伝わると、本渓市消防救援局指揮センターは直ちに緊急対応を実施した。指揮センターは事故現場への速やかな出動命令を下し、合計42人の消防救援人員と、8台の消防車を現場へと一斉に派遣した。消防隊の到着時、現場には小規模な明火(火災)が発生していたが、人員による消火活動によってまもなく完全に消し止められた。
消火活動と並行して実施された現場の捜索救助活動において、消防隊員らは店内に閉じ込められていた2人の被困人員(取り残された人員)を発見し、現場から救出した。しかし、救出された2人はその場で既に生命跡象(生命体征)がないことが確認され、死亡が確認された。
13人が軽傷を負い病院へ搬送 当局が原因を調査中
今回の爆発事故による負傷者は、路線バスの乗客らを含めて合計13人であると通報されている。負傷した13人は全員が軽傷(軽微傷)と診断されており、救出された後は速やかに現地の病院へと一検送(搬送)され、それぞれの症状に応じた治療を受けている。
当局による初期段階の調査では、店舗内に置かれていたLPGボンベから何らかの理由でガスが漏洩し、それが引火したことで猛烈なガス爆発へと発展した可能性が高いとみられている。本渓市消防救援局をはじめとする関係当局は、詳細な出火原因や事故が起きた経緯、および安全管理の状況について、現在もさらに詳しい現地調査と分析を進めている。
出典
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