
台湾の中央通信社によると、 米下院外交委員会のマイク・マコール委員長(共和党)は29日、米フォックス・ニュースの番組で、台湾を巡り米国が中国と衝突する可能性は「非常に高い」と述べた。(写真は
中央通信社のサイトの画面)
仏AFP通信は27日、米空軍航空機動司令部のマイク・ミニハン大将も、傘下の指揮官にあてたメモで、米中が2025年に戦闘を始めるとの予測を示したと報道。米国防総省も報道が事実だと認めた。
ミニハン大将は「米国と台湾でともに2024年に行われる大統領(総統)選挙が、中国が軍事行動を起こすきっかけとなる」と指摘。「私は自分の間違いだと思いたい。だが私の直感では、25年に開戦となる」と語った。
マコール委員長は番組でミニハン大将の指摘を取り上げ「私は彼の発言は間違いと思いたいが、彼は正しいと思う」と述べた。さらに中国が、血を流さない形で台湾を掌握できないと考える場合、「彼らは軍事侵攻を検討するだろう。われわれは準備が必要だ」と述べた。
また、マコール委員長は、バイデン政権によるアフガニスタン撤退を巡る混乱で、米国の弱さが明らかになったことも、米国と中国の戦争の可能性を高めたとも指摘した。 一方、オースティン米国防長官は1月初め「中国は、台湾海峡付近で軍事活動を活発化させている」としながら、中国が直ちに台湾に侵攻するとの見方を疑問視した。
米国防総省高官も28日、ミニハン大将の発言を「中国に対する国防総省の見解を代表している訳ではない」と語った。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/aopl/202301290162.aspx
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/2-01282023110518.html
https://www.cna.com.tw/news/aopl/202301280088.aspx
◇参考情報

台湾の中央通信社によると、 米下院外交委員会のマイク・マコール委員長(共和党)は29日、米フォックス・ニュースの番組で、台湾を巡り米国が中国と衝突する可能性は「非常に高い」と述べた。(写真は
中央通信社のサイトの画面)
仏AFP通信は27日、米空軍航空機動司令部のマイク・ミニハン大将も、傘下の指揮官にあてたメモで、米中が2025年に戦闘を始めるとの予測を示したと報道。米国防総省も報道が事実だと認めた。
ミニハン大将は「米国と台湾でともに2024年に行われる大統領(総統)選挙が、中国が軍事行動を起こすきっかけとなる」と指摘。「私は自分の間違いだと思いたい。だが私の直感では、25年に開戦となる」と語った。
マコール委員長は番組でミニハン大将の指摘を取り上げ「私は彼の発言は間違いと思いたいが、彼は正しいと思う」と述べた。さらに中国が、血を流さない形で台湾を掌握できないと考える場合、「彼らは軍事侵攻を検討するだろう。われわれは準備が必要だ」と述べた。
また、マコール委員長は、バイデン政権によるアフガニスタン撤退を巡る混乱で、米国の弱さが明らかになったことも、米国と中国の戦争の可能性を高めたとも指摘した。 一方、オースティン米国防長官は1月初め「中国は、台湾海峡付近で軍事活動を活発化させている」としながら、中国が直ちに台湾に侵攻するとの見方を疑問視した。
米国防総省高官も28日、ミニハン大将の発言を「中国に対する国防総省の見解を代表している訳ではない」と語った。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/aopl/202301290162.aspx
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/2-01282023110518.html
https://www.cna.com.tw/news/aopl/202301280088.aspx
◇参考情報