
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国国家統計局は、18日に予定されていた第3四半期(7~9月期)と9月単月の国内総生産(GDP)などのデータの発表を理由の説明なく延期した。海外からは、開催中の中国共産党第20回党大会に配慮したとの見方が出ている。マクロ経済データが良くない可能性がある。(写真は
RFAのサイト画面)
台湾の中央通信社によると、党大会のニュースセンターの記者会見が17日行われ、海外メディアから、アナリストの多くが、中国の今年の経済成長率が3%に低下すると見ているとの指摘が出た。国家発展改革委員会の趙辰昕副主任は「中国経済は強靭(きょうじん)性と潜在力があり、成績は世界でも突出している」などと語るにとどめた。
海外メディアからは、中国政府は今年初めに掲げた5.5%の経済成長率目標の達成は困難で、新型コロナウイルス禍に絡み「ゼロコロナ」政策が短期的に終息する可能性がない以上、経済成長の低迷は避けられないとして、対策を打ち出すかどうか質問が出た。
副主任は「3月、4月、7月の極端な天気や、コロナ禍の繰り返しなど予期しない影響があった。ただ、経済政策の効果が出て、7~9月期は明らかに状況が改善した。中国経済の成績は突出しており、世界が高いインフレになっているのと対象的だ」などと語った。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/4-10172022110315.html
https://www.cna.com.tw/news/acn/202210170105.aspx

米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国国家統計局は、18日に予定されていた第3四半期(7~9月期)と9月単月の国内総生産(GDP)などのデータの発表を理由の説明なく延期した。海外からは、開催中の中国共産党第20回党大会に配慮したとの見方が出ている。マクロ経済データが良くない可能性がある。(写真は
RFAのサイト画面)
台湾の中央通信社によると、党大会のニュースセンターの記者会見が17日行われ、海外メディアから、アナリストの多くが、中国の今年の経済成長率が3%に低下すると見ているとの指摘が出た。国家発展改革委員会の趙辰昕副主任は「中国経済は強靭(きょうじん)性と潜在力があり、成績は世界でも突出している」などと語るにとどめた。
海外メディアからは、中国政府は今年初めに掲げた5.5%の経済成長率目標の達成は困難で、新型コロナウイルス禍に絡み「ゼロコロナ」政策が短期的に終息する可能性がない以上、経済成長の低迷は避けられないとして、対策を打ち出すかどうか質問が出た。
副主任は「3月、4月、7月の極端な天気や、コロナ禍の繰り返しなど予期しない影響があった。ただ、経済政策の効果が出て、7~9月期は明らかに状況が改善した。中国経済の成績は突出しており、世界が高いインフレになっているのと対象的だ」などと語った。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/4-10172022110315.html
https://www.cna.com.tw/news/acn/202210170105.aspx