
中国メディアの北京日報などによると、新疆ウイグル自治区政府は4日、新型コロナウイルスの感染者確認を理由に、自治区外への拡大防止対策を通知した。 同自治区を離れる旅客列車全部を運休にしたほか、区外に向かう航空便を通常の75%内に制限した。同区に入るトラック運転手に対しては、外部と遮断する「閉環(クローズドループ)」管理を始めた。(写真は
東網のサイト画面)
同自治区政府の劉蘇副主席は4日、新疆から区外に感染が拡大したとして、関係する省(直轄市)に対し陳謝した。また、過去2カ月間の対策でも「ゼロコロナ」を実現できていないと指摘。PCR検査の不徹底を理由に挙げた。
新疆の今回の感染拡大は、7月30日から。コロナのオミクロン変異株の派生型「BA.5.2」が流行中で、感染力が高く、感染スピードの速いため、対策が追いつかず、37県(市・区)などに広まった。
新疆で3日に確認された感染者は38人で、いずれも無症状。台湾の中央通信社は、各種の措置は中国共産党の党大会を開催するための、良好な環境づくりが目的と報じた。
◇出典
https://news.xinmin.cn/2022/10/05/32242539.html
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/7-10042022163333.html
https://www.cna.com.tw/news/acn/202210050320.aspx
◇参考情報
○コロナで全土33都市が封鎖 6500万人に影響

中国メディアの北京日報などによると、新疆ウイグル自治区政府は4日、新型コロナウイルスの感染者確認を理由に、自治区外への拡大防止対策を通知した。 同自治区を離れる旅客列車全部を運休にしたほか、区外に向かう航空便を通常の75%内に制限した。同区に入るトラック運転手に対しては、外部と遮断する「閉環(クローズドループ)」管理を始めた。(写真は
東網のサイト画面)
同自治区政府の劉蘇副主席は4日、新疆から区外に感染が拡大したとして、関係する省(直轄市)に対し陳謝した。また、過去2カ月間の対策でも「ゼロコロナ」を実現できていないと指摘。PCR検査の不徹底を理由に挙げた。
新疆の今回の感染拡大は、7月30日から。コロナのオミクロン変異株の派生型「BA.5.2」が流行中で、感染力が高く、感染スピードの速いため、対策が追いつかず、37県(市・区)などに広まった。
新疆で3日に確認された感染者は38人で、いずれも無症状。台湾の中央通信社は、各種の措置は中国共産党の党大会を開催するための、良好な環境づくりが目的と報じた。
◇出典
https://news.xinmin.cn/2022/10/05/32242539.html
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/7-10042022163333.html
https://www.cna.com.tw/news/acn/202210050320.aspx
◇参考情報
○コロナで全土33都市が封鎖 6500万人に影響