浙江省杭州市銭塘区の地下鉄１号線金沙湖駅で18日午後3時ごろ、大量の水が構内に流れ込んだ。駅構内にいた乗客と係員は全員避難し、けが人はなかった。駅付近の金沙湖の水があふれて流入したとみられ、当局が原因を調べている。地元ニュースメディアの銭江晩報などが伝えた。（写真は百度のサイト画面）

　地下鉄会社によると同日午後3時ごろ、同駅に接続する「金沙湖公園」の半地下式広場から大量の水が入り始めた。水は階段などから駅構内に流れ込み、駅のプラットフォームを覆った。係員の誘導で、乗客らが急ぎ地上に避難したという。

　まもなく消防や地下鉄会社の作業員が急行し、土のうで水の流入を止めるとともに、大型ポンプを使って構内からの排水を始めた。18日午後11時には、水の流入は止まった。19日午前5時には、構内の排水も完了した。

　同地下鉄１号線は、18日午後5時20分から、金沙湖駅と高沙駅間で運転を中止し、バスによる振り替え輸送を行なった。その他区間は、折り返し運転とした。１号線は19日午後4時半に、全面復旧した。

　中国では2021年7月、河南省鄭州市で地下鉄に流れ込んだ水に車両が漬かり、乗客14人が死亡した。ネット情報では、鄭州市の地下鉄会社が直ちに運転停止に踏み切らなかったことが、被害を広げたとされる。

◇出典

　浙江省杭州市銭塘区の地下鉄１号線金沙湖駅で18日午後3時ごろ、大量の水が構内に流れ込んだ。駅構内にいた乗客と係員は全員避難し、けが人はなかった。駅付近の金沙湖の水があふれて流入したとみられ、当局が原因を調べている。地元ニュースメディアの銭江晩報などが伝えた。（写真は百度のサイト画面）

　地下鉄会社によると同日午後3時ごろ、同駅に接続する「金沙湖公園」の半地下式広場から大量の水が入り始めた。水は階段などから駅構内に流れ込み、駅のプラットフォームを覆った。係員の誘導で、乗客らが急ぎ地上に避難したという。

　まもなく消防や地下鉄会社の作業員が急行し、土のうで水の流入を止めるとともに、大型ポンプを使って構内からの排水を始めた。18日午後11時には、水の流入は止まった。19日午前5時には、構内の排水も完了した。

　同地下鉄１号線は、18日午後5時20分から、金沙湖駅と高沙駅間で運転を中止し、バスによる振り替え輸送を行なった。その他区間は、折り返し運転とした。１号線は19日午後4時半に、全面復旧した。

　中国では2021年7月、河南省鄭州市で地下鉄に流れ込んだ水に車両が漬かり、乗客14人が死亡した。ネット情報では、鄭州市の地下鉄会社が直ちに運転停止に踏み切らなかったことが、被害を広げたとされる。

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