22021年7月28日鄭 台湾中央通信社によると、河南省鄭州市政府は27日、7月20日夜に発生した鄭州地下鉄5号線の浸水事故の死者が14人だったと発表、氏名を公表した。内訳は女性11人、男性3人。他に死傷者はいないという。水害の行方不明者の家族が、地下鉄会社に名簿の公表を求めていた。(写真はRFAのサイト画面)

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、事故現場近くの鄭州地下鉄5号線の沙口路駅の出口では、事故の「初七日」にあたる26日、遺族を含む多くの市民が献花して死者を悼んだ。ただ、当局が出口に置かれた花を壁で囲んだため、ネット上では「事実を隠そうとしている」として抗議の声が挙がっている。

 中国メディアの紅星新聞によると、同市の発表では、20日夜に降った豪雨で、地下鉄5号線五竜口車両停車場が冠水。午後6時ごろ水が線路内に入り、列車1本が沙口路駅と海灘寺駅間で立ち往生して、乗客約500人が閉じ込められた。うち14人が死亡した。

 鄭州地下鉄5号線は2019年5月、同市4本目の地下鉄として開通した。同市で唯一の環状線。全長40.433キロメートルで、32駅が設置されている。車両基地1カ所と待機用の五竜口車両停車場1カ所がある。

◇参考情報◇
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