中国メディアの新京報などによると、広東省梅州市の大埔県茶陽鎮の梅竜高速道路で5月1日未明、道路が陥没した事故で、大埔県当局は1日、午後3時現在、転落した車両が約20台、死者は24人で、30人が負傷して病院で手当を受けていることを明らかにした。（写真は新京報のサイト）
高速道路会社によれば、事故現場では道路が長さ17.9メートルに渡り、約184.3平方メートルが崩れた。穴の深さは4～5メートル。現場は山の斜面で、ネットの投稿映像によれば、車は転落後に次々と炎上し、周囲は煙に包まれた。
香港メディアの東網によれば、崩落したのは同高速道路の梅州から福建に向かう車線で、死傷者の多くは福建省の住民だが、地元の住民も含まれる。けが人の多くは骨折など重傷とみられる。
事故後、地元政府が消防隊員ら約500人を組織して現地に派遣した。中央政府の王祥喜・応急管理相は、救助活動の指揮のため現場に専門チームを派遣した。
大埔県気象台によると、同県では最近は雨が多き、土壌が大量の水を含んおり、土砂災害の危険性が極めて高くなっている。また、同高速道路の大埔県の区間では、昨年の４月にも大雨のために道路の一部が崩れた。けが人ないなかった。
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