香港メディアの星島日報によると、台湾の出版社「八旗文化」の富察（本名、李延賀）編集長が、今年3月、中国上海で失踪した。同出版社から著書を出版した王丹、余杰、何清漣、程暁農氏や同社社員らが22日、李氏は中国当局に監禁されているとして、直ちに釈放するよう求める声明を発表した。（写真は星島日報のサイト）
李氏は1971年生まれで、中国遼寧省瀋陽市出身。大学卒業後、上海文芸出版社で勤務。台湾人女性と結婚後、2009年に台湾に移住して八旗文化を立ち上げた。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によると、台湾で対中国政策を担う大陸委員会は20日、家族から救助の要請を受けたことを明らかにした上、事件に対する注目を表明。同委員会の報道官は「本人は無事だ」と述べた。
海外在住の中国人作家、貝嶺氏は20日、フェイスブックで、李氏が中国で秘かに拘束されたとの情報があると指摘。貝氏によれば、李氏は親類訪問や墓参のため中国に入った。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/gangtai/hx-04202023090513.html
https://std.stheadline.com/realtime/article/1920881/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E5%8F%B0%E7%81%A3%E5%87%BA%E7%89%88%E4%BA%BA%E4%B8%8A%E6%B5%B7%E5%A4%B1%E8%81%AF-%E5%85%AB%E6%97%97%E6%96%87%E5%8C%96-%E7%9B%BC%E5%B0%8A%E9%87%8D%E5%AE%B6%E5%B1%AC%E6%84%8F%E8%A6%8B%E4%BD%8E%E8%AA%BF%E8%99%95%E7%90%86
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/st1-04222023050054.html
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