国産旅客機C919がエンジン故障 試験飛行計画を中止

202300207飛 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国初の国産大型旅客機C919が2日、エンジン故障のため、予定していた100時間の試験飛行計画を中止した。製造業者と同機を購入した唯一の航空会社、中国東方航空は沈黙している。(写真はRFAのサイトの画面)

 C919は10年余りを駆けて開発され、エンジンは国産とされている。ただ消息筋によると、C919は事実上、外国製部品を組み立てたものだが、業界内ではその安全性に対し、厳しい見方も出ているという。

 業界関係者によると、C919は1日、100時間の試験飛行を開始。2日、上海虹橋空港を離陸し北京大興空港に向かったが、まもなく左側エンジンの逆推力装置の故障が判明。試験飛行を取りやめた。エンジンは国産の「CJ1000A」とされるが、技術上のデータは明らかにされていない。

 消息筋によると、東方航空の広報担当者はC919の試験飛行について一切沈黙。現在は営業運航前のため、情報の公開は義務ではないとしている。2月末に就航できるかどうかは不明という。

 中国本土の報道によれば、C919を製造する航空機製造大手の中国商用飛機(上海市)は、世界で815機を受注した。しかし、最終的に受注が確定したのは東方航空の5機だけ。他の航空各社は足踏みしているという。

◇出典

https://www.rfa.org/cantonese/news/c919-02062023060322.html

東方航空事故で2個目のブラックボックス発見

国産旅客機C919がエンジン故障 試験飛行計画を中止

202300207飛 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国初の国産大型旅客機C919が2日、エンジン故障のため、予定していた100時間の試験飛行計画を中止した。製造業者と同機を購入した唯一の航空会社、中国東方航空は沈黙している。(写真はRFAのサイトの画面)

 C919は10年余りを駆けて開発され、エンジンは国産とされている。ただ消息筋によると、C919は事実上、外国製部品を組み立てたものだが、業界内ではその安全性に対し、厳しい見方も出ているという。

 業界関係者によると、C919は1日、100時間の試験飛行を開始。2日、上海虹橋空港を離陸し北京大興空港に向かったが、まもなく左側エンジンの逆推力装置の故障が判明。試験飛行を取りやめた。エンジンは国産の「CJ1000A」とされるが、技術上のデータは明らかにされていない。

 消息筋によると、東方航空の広報担当者はC919の試験飛行について一切沈黙。現在は営業運航前のため、情報の公開は義務ではないとしている。2月末に就航できるかどうかは不明という。

 中国本土の報道によれば、C919を製造する航空機製造大手の中国商用飛機(上海市)は、世界で815機を受注した。しかし、最終的に受注が確定したのは東方航空の5機だけ。他の航空各社は足踏みしているという。

◇出典

https://www.rfa.org/cantonese/news/c919-02062023060322.html

東方航空事故で2個目のブラックボックス発見

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