中国メディアの新京報などによると、四川省成都市中心部の地下鉄17号線の「北路駅」の建設工事現場で10日午後2時ごろ、防音や防じん用の仮設の鋼構造物が突然崩落した。作業員4人が死亡、14人がけがして病院で治療を受けている。当局が施工主の地下鉄会社、成都軌道集団とともに事故原因の調査を始めた。（写真は東網のサイト画面）

　
　仮設の鋼構造物は４～５階の高さがあり、内側に向かい崩落した。現場に隣接して電子科学大沙河校区と成都市成竜小学校、付近には飲食店街もある。住民によると、小学校の授業などに影響はなかったという。

　成都地下鉄17号線の建設工事は2期工事で、建設会社の中国鉄建と中鉄十一局集団のジョイントベンチャー（ＪＶ）が元請けとなり進めている。両社は、負傷した作業員の保障を十分に行う方針を公表した。

　専門家によると、事故が起きた鋼構造物は地下鉄工事の際などにしばしば設置。封鎖式の大きな箱で、工事の外部への影響を大幅に減らす効果がある。天井には作業用のクレーンなどが設置される。事故当時、作業員はクレーンの設置など高所作業をしていた可能性があるという。

　中国では工事中の崩落事故がしばしば発生。8月には黒竜江省ハルビン市の7階建てオフィスビルで屋上が崩落。、防水工事をしていた11人が死傷した。

○蘇州のホテル崩落、死亡不明17人に　事前に頻繁改築

○新型コロナ隔離ホテル倒壊、捜索終了　死者29人に　福建

　中国メディアの新京報などによると、四川省成都市中心部の地下鉄17号線の「北路駅」の建設工事現場で10日午後2時ごろ、防音や防じん用の仮設の鋼構造物が突然崩落した。作業員4人が死亡、14人がけがして病院で治療を受けている。当局が施工主の地下鉄会社、成都軌道集団とともに事故原因の調査を始めた。（写真は東網のサイト画面）

　
　仮設の鋼構造物は４～５階の高さがあり、内側に向かい崩落した。現場に隣接して電子科学大沙河校区と成都市成竜小学校、付近には飲食店街もある。住民によると、小学校の授業などに影響はなかったという。

　成都地下鉄17号線の建設工事は2期工事で、建設会社の中国鉄建と中鉄十一局集団のジョイントベンチャー（ＪＶ）が元請けとなり進めている。両社は、負傷した作業員の保障を十分に行う方針を公表した。

　専門家によると、事故が起きた鋼構造物は地下鉄工事の際などにしばしば設置。封鎖式の大きな箱で、工事の外部への影響を大幅に減らす効果がある。天井には作業用のクレーンなどが設置される。事故当時、作業員はクレーンの設置など高所作業をしていた可能性があるという。

　中国では工事中の崩落事故がしばしば発生。8月には黒竜江省ハルビン市の7階建てオフィスビルで屋上が崩落。、防水工事をしていた11人が死傷した。

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