
鐘氏によると、一部企業では操業再開により2~3万の従業員が集まるため、大規模感染の恐れが高まる。従業員の復帰の際は、1人ずつの検温などが非常に重要。また、マスク着用や手洗いなど通常の防護を続けることはもちろん、職場の下水道がきちんと流れるよう確保することが極めて大切となる。環境衛生のスタッフを任命して、勤務時間中の頻繁な巡回を行わせることも必要だ。
また鐘氏によると、これまで非常に高いレベルの感染防止対策を行ってきたが、操業再開などのためレベルを下げれば感染者が増加に転じる可能性があり、経済活動などと感染防止対策のバランスを取る必要が出てくる。いったん感染者が見つかれば直ちに対処できる態勢を整えることで、爆発的な感染を防ぐことは可能だ。
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