台湾衛生福利部疾病管制署(CDC)・中央感染症指揮センターは22日、新型コロナウイルスの患者が日本で110人に達し、感染地域が14都道府県に分散、自国内での感染が7割を超えたとして、渡航先としての警戒レベルを3段階で2番目の「第2級」に引き上げると発表した。
CDCは24日、韓国について、患者数が763人に達し「コミュニティ感染」の段階に入ったとして、渡航先としての警戒レベルを3段階で最高の「第3級」に引き上げ、台湾人に不必要な渡航をしないよう命じた。また、韓国から台湾に入った外国人は25日から、台湾人は27日から14日間の「居宅隔離」が命じられ、末端行政機関への報告が義務付けられる。
CDCによると、第1級(タイ、イタリア、イラン)と第2級の指定国(シンガポール、日本)から台湾に入った旅行客は、2週間の「自主健康管理」が命じられ、入国後2週間はマスク着用と不必要な外出をしないよう求められる。