カナダ・トロント大の研究チームは24日、中国のハッカーが、米アップルのiPhoneのセキュリティーホール(システムの欠陥)を利用し、海外亡命中のチベット人のスマートフォンに侵入していたとする研究結果を発表した。ニュースメディアの香港01が25日伝えた。(写真は香港01のキャプチャー)
リポートによると、チベット人は通信内容を窃取できるマルウエア(悪意のあるソフトウエア)を埋め込まれ、位置情報、連絡先、通信記録、ショートメッセージなどのデータを盗み取られていた。データはハッカーの指揮所に送られていた。中国当局が、少数民族への監視を強化していることが明らかだという。
アップルの広報担当者は「マルウエアは、セキュリティーソフトを更新していれば、効果を発揮できない」として、ソフトウエアを最新版に更新するよう呼びかけた。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、米グーグルのサイバー・セキュリティー担当チームもこのほど、iPhoneのセキュリティーホールを通じ、マルウエアを埋め込まれる危険性を指摘した。
海外ウイグル人組織の世界ウイグル会議によると、ウイグル人の間では、セキュリティー管理の厳しさを理由にiPhoneの愛用者が多い。しかし、中国はiPhoneのセキュリティーホールを使い、ウイグル人を追跡している。
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