2019年3月7日海米紙・ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ、電子版)は5日、米サイバーセキュリティー専門会社のリポートを入手し、中国のハッカーが軍事関連の海事情報の窃取を目的に米国と東南アジアの27大学の情報システムに侵入したと報じた。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版が伝えた。(写真はVOAのキャプチャー)

 米アクセンチュア・セキュリティ傘下のサイバー・セキュリティー会社、アイディフェンスが近く発表するリポートによると、侵入を受けたのは米ハワイ大、マサチューセッツ工科大など。追跡調査の結果、中国内のサーバーに行き着いた。このサーバーは研究者から「TEMP.Periscope」と呼ばれ、中国のサイバー・スパイ機関が管理しているとされる。

 リポートは、侵入を受けた大学はいずれも、米海軍とのつながりが深い、米マサチューセッツ州のウッズホール海洋研究所と連携していた。

 リポートによると、TEMP.Periscopeの関心の対象には、米国防総省が「シー・ドラゴン」と呼ぶ潜水艦技術、潜水艦発射のドローン技術、水中通信技術その他の米政府の支援事業が含まれる。


★参考情報★
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