チベット地震の被災児童・教員589人がラサへ 小学校2校の授業継続

中国チベット自治区ナクチュ市巴青県の地震で被災した小学校の児童と教員計589人が、11月1日夜にラサ那曲完全中学に到着した。被災地を離れて授業を再開する第1陣で、小学5、6年生と教員が対象となった。人民日報が2日に報じ、中国新聞網が同日午前10時11分に掲載した。

地震で被害の大きかった巴青県の瑪如郷小学校と崗切郷小学校について、自治区は別の地域で授業を継続するため、児童をラサの同校に移す措置を始めた。報道によると、移動する児童は計1495人、教員は89人で、後続の一行も順次到着する予定だ。最初に到着した589人は児童と教員の合計であり、児童だけの人数ではない。

第1陣を乗せたバスは1日午後11時ごろに学校に着いた。教員らが人数を確認し、学校の職員が荷物の運搬や食堂への案内を手伝った。受け入れ側は食事や温かい飲み物を準備し、宿舎、食堂、授業設備などの調整を進めていたという。

瑪如郷小学校の後方支援担当者は、宿舎の割り当てや食堂との連絡、教学設備、生活面の準備が整えられていたと説明した。崗切郷小学校で寄宿舎を担当する職員は、児童の到着に先立ってラサに入り、宿舎の整理を行っていた。自身の家族は仮設住宅に入居しているとも話した。

報道では、瑪如郷小学校と崗切郷小学校が被災したことと、児童の通常の学習・生活を確保するために移転先で授業を行う方針が示された。元の校舎への復帰時期や校舎の復旧日程については記載されていない。今回の続報は、被災した学校の教育活動再開に関する進展を伝えるものだ。

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