トランプ米大統領は10月19日、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領との3者会談に前向きな姿勢を示した。ホワイトハウスで記者団に対し、核兵器や非核化について協議したいと述べ、貿易なども議題になるとの見方を示した。11月に中国・深圳で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた開催案が浮上しているが、開催や議題の合意には至っていない。
トランプ氏は、習氏が会談を望むなら応じると説明した。香港01によると、トランプ氏は深圳のAPEC首脳会議に出席する予定で、実現すれば今年2回目の訪中となる。同氏は先週も、中ロとの非核化合意は可能だとの認識を示した一方、必ずしも年内の実現にこだわらない考えを述べていた。
ロシア大統領府のペスコフ報道官も19日、3者会談の可能性が協議に上ったことを認めた。ただ、会談そのものや議題、内容について、具体的な提案や合意が示されたわけではないと説明した。
会談構想を巡っては、協議の重点に違いもみられる。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは関係者の話として、プーチン氏がウクライナ戦争の終結について話し合う会談を提案したと報じた。一方、トランプ氏は自身が話し合いたいテーマとして核兵器と非核化を挙げており、ウクライナ和平が中心議題になると確認されたわけではない。
ウクライナのシビハ外相は、米中ロ3カ国の首脳会談構想に反対した。ウクライナ、米国、ロシアの3者会談なら戦争終結を早め得るが、米中ロによる会談は逆にプーチン氏の戦争継続を促すと主張した。ペスコフ氏は、最終的な和平の実現にはウクライナ側の参加が必要だとも述べた。
ロイター通信は、3首脳がそれぞれ個別に会談したことはあるものの、正式な3者協議は前例がないと指摘した。また、3カ国間の合意が緊張緩和につながる可能性がある一方、同盟国の利益を損なう取引への懸念を欧州やアジアで招き得ると伝えた。
中国外務省の毛寧報道官は19日、会談構想について「現在提供できる情報はない」と回答した。中国側は開催を確認していない。
#トランプ #習近平 #プーチン #米中ロ首脳会談 #核軍縮 #APEC #深圳 #ウクライナ
出典
- Trump open to idea of joint meeting with Xi, Putin next month
- Kremlin says Putin, Trump and Xi could hold a three-way meeting in China next month
- 特朗普稱對美中俄元首峰會態度開放 期待討論無核化問題
- 2026年10月19日外交部发言人毛宁主持例行记者会
