米国務省は10月7日、フィジーの首都スバにある華僑サービスセンターの責任者、趙福剛を、重大な汚職に関与したとして入国禁止の対象に指定した。米側は、趙が中国を拠点とする政府機関、企業、犯罪関係者の利益を図るため、フィジー国民に賄賂を支払ったと説明し、趙本人と直系家族の米国への入国を認めない措置を取った。
趙は米国側の指摘を否定し、フィジー当局から捜査や起訴を受けていないとして、根拠の提示を求めた。中国外交部の毛寧報道官は10月8日の記者会見で、事実関係は把握していないとしつつ、中国に対する中傷や侮辱に反対すると述べた。米国は今回の指定について、腐敗がフィジーにおける米国の利益に悪影響を及ぼしたためとしている。
発生地域の地図
フィジー スバの地域図
出典
- 米国務省|中国を拠点とする関係者のための重大な汚職への関与を理由とするフィジー居住者の指定
- 聯合報|フィジーの中国系華僑サービスセンター責任者、汚職関与で米国が入国禁止
- 中国外交部|2026年10月8日外交部報道官毛寧の定例記者会見
- 米国の声|フィジーの中国系住民、賄賂で中国の利益を図ったとして米国務省が本人と家族の入国を禁止
