北京で16日、中国の王毅外相は訪中したイランのアラグチ外相と会談した。王氏は地域の緊張がイエメンや紅海方面へさらに波及することを望まないと表明し、米国とイランに理性と自制を求めた。
王氏は、対話を通じた問題解決に向けて交渉メカニズムを再構築するよう促した。また、ホルムズ海峡の早期開放と国際航路の安全確保を呼びかけた。会談では、中東情勢がイエメンや紅海の航行環境に影響を及ぼすことへの懸念が示された。
記事は、米国がイランに対する経済制裁や金融封鎖を強化する準備を進めていると伝えた。そのうえで、米国による中国企業への制裁の影響を抑えるため、中国がイランに圧力をかけているとの学者の見方を紹介している。
今回の会談は、中国と米国・イランの外交および安全保障上の動向に関わる。制裁の強化は中国企業の事業活動に影響する可能性があり、ホルムズ海峡や国際航路の状況は国際エネルギー輸送にも関係するため、在中邦人や日系企業にとっても注視が必要な動きである。
