雲南省磨憨鎮で強雨による洪水・土砂災害、8000人超が避難

雲南省西双版納傣族自治州勐腊県磨憨鎮では、8月28日から30日にかけて強い雨が続き、河川の水位が急上昇した。低地や一部の村で浸水が発生し、家屋がほぼ水没したほか、山間部や斜面では土砂崩れや落石が起きた。農村道路の一部も損壊し、通行が妨げられた。

28日から29日にかけての24時間最大降雨量は187.5ミリを記録した。磨龍村の塩塘貯水池では越流が発生し、堤防決壊の危険が高まった。避難者は8月29日午後4時時点で502戸2226人だったが、30日午前には8000人を超えた。救援要員は貯水池からの放水などの対応を続けた。

当局は防汛Ⅱ級の緊急対応を開始し、1500人余りの救援要員を投入した。8月31日には降雨が終了し、貯水池の水位が安全範囲に戻ったとして、同日午前8時に緊急対応を終了した。避難した住民は段階的に帰宅する予定である。

現場は中国・ラオス国境の出入境施設や鉄道、道路の要衝であり、今回の災害は現地住民や旅行者、物流・事業活動の安全と交通に影響する可能性がある。

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