中国貴州省の市場付近で車が人混みに突入、複数負傷 運転手を拘束し飲酒・薬物運転を除外
中国貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州錦屏県三江鎮で2026年8月17日午前8時50分ごろ、小型SUVが走行中に制御を失い、農産物市場付近の人混みに突っ込む交通事故が起きた。複数の歩行者が負傷して病院へ搬送されたが、いずれも命に別条はない。錦屏県公安局は運転していた48歳の男を拘束し、飲酒運転と薬物使用後の運転ではないことを確認した。
貴州省錦屏県の市場付近でSUVが人混みに突入
事故が発生したのは、錦屏県三江鎮にある天馬地下駐車場出口付近である。警察の発表によると、周姓の男が運転する小型SUVが同日午前8時50分ごろ、現場付近を走行中に制御を失い、道路上にいた人々をはねた。
現場は農産物市場に近く、事故当日は定期市の開催日だった。目撃者によると、午前8時台は買い物客などで混雑していた。現場について、近隣の商店関係者は清江大橋の下付近だったと説明している。
インターネット上に投稿された現場映像には、白いSUVが道路上に止まり、周囲で複数の人が倒れている様子が映っていた。車の周辺には多くの住民が集まっていた。目撃者は、運転していたのは男性だったと話した。
負傷者は全員搬送、いずれも命に別条なし
錦屏県公安局は同日、事故について発表し、負傷者は全員病院へ搬送され、治療を受けていると明らかにした。負傷者の具体的な人数やけがの程度は公表していないが、いずれも命に別条はないとしている。
事故を起こした周姓の男は警察に身柄を拘束された。検査の結果、飲酒運転と薬物使用後の運転の疑いはいずれも除外された。警察は車が制御を失った詳しい原因について、引き続き調査を進めている。事故後の対応や負傷者らに対する善後措置も行われている。
三江鎮当局と関係部門が現場で対応
三江鎮政府の担当者によると、事故発生後、鎮の幹部や関係部門の職員が現場へ向かい、対応に当たった。担当者は現場で住民が負傷したことを認めた一方、当初は具体的な被害状況を明らかにしなかった。
星島日報は2026年8月17日午後2時54分の時点で、複数の歩行者がはねられて負傷したものの、詳しい死傷状況は不明だと報じた。その後に公表された警察発表を踏まえ、東網と香港01は、負傷者全員に命の危険がないことや、運転手から飲酒、薬物使用の反応が検出されなかったことを伝えた。
事故原因は確定しておらず、警察が車両の状況や運転時の経緯などを調べている。
中国で相次ぐ車両の人混みへの突入
中国では過去にも、車両が人の集まる場所へ突っ込む事件が起きている。広東省珠海市では2024年11月、車が運動施設周辺の群衆をはね、35人が死亡、43人が負傷した。北京市昌平区でも食品市場にワゴン車が突っ込み、4人が死亡したほか、湖南省常徳市では小学校前でSUVが児童らをはねた。ただし、今回の錦屏県の事故が故意によるものかは判明しておらず、警察が原因を調べている。
.出典出典
- 東網「錦屏越野車失控撞街市人群 多人受傷」(2026年8月17日14時44分)
- 香港01「貴州SUV突失控衝撞人群 多人受傷倒地 警方通報排除酒駕毒駕」(2026年8月17日15時23分、同日16時13分更新)
- 星島日報「貴州錦屏汽車衝入人群 多名民眾倒地受傷」(2026年8月17日14時54分)
