中国から日本への酸化イットリウム輸出量が2026年1~9月に18トンとなり、前年同期の887トンから約98%減少した。中国税関統計を引用した香港・台湾メディアの報道による。イットリウムは半導体製造装置の部材などに使用されるレアアースで、中国が生産・精製で大きなシェアを占める。日本企業からは在庫の減少や新たな原料調達の難しさを懸念する声が出ている。中国は2025年にイットリウムを含むレアアース7種類を輸出管理対象に指定した。2026年には台湾問題を巡る日中対立が続いている。ただし、輸出量減少の個別の原因や不許可件数は確認できていない。日本の木原稔官房長官は10月、国内のイットリウムが間もなく枯渇するとの見方を否定した。輸出統計の原表は未照合である。
中国の対日酸化イットリウム輸出98%減 半導体関連企業で原料調達に懸念
