四川省の果物販売業者、殺虫剤を果物に散布した疑い 当局が商品を封印し調査

中国四川省攀枝花市仁和区の市場監督管理局は10月28日、果物販売業者が販売中の果物に殺虫剤とみられる液体を散布した疑惑について、調査を開始したと発表した。問題の様子を撮影した動画がインターネット上に投稿され、食品安全への懸念が広がっていた。

当局によると、動画には果物販売業者が果物に液体を吹きかけているとみられる様子が映っていた。投稿者は殺虫剤が使用された疑いを指摘している。

市場監督管理局は関係する行政執行部門と共同で現場を確認し、販売されていた果物を封印した。調査が終わるまで商品を動かしたり、販売したりできないようにする措置である。

液体の成分や販売状況を調査

現段階では、果物に散布された液体の成分は公表されていない。実際に殺虫剤だったかどうか、人体に有害な成分が含まれていたかどうかも確認されていない。

また、液体を散布された果物が消費者に販売されたかどうかや、販売された場合の数量についても明らかになっていない。

市場監督管理局は、関係部門と協力して調査と処理を進め、結果を公表する方針を示した。

違法行為が確認された場合には、関係法令に従って対応するとしている。

食品安全の確保を強調

中国では農産物の流通や販売段階における食品安全管理が市場監督管理部門の業務となっている。

今回の事案では、販売中の果物に散布された液体の性質と使用目的、商品が消費者に渡ったかどうかが調査の対象となる。

当局は食品安全を守る姿勢を強調し、調査結果を改めて公表するとしている。

現時点で健康被害の発生や刑事事件としての立件が確認されたわけではない。販売業者による殺虫剤使用についても、調査段階の疑惑として扱う必要がある。

出典

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