欧州連合(EU)が、中国の輸出管理対象となっているドイツ企業シンドルハウザー・マテリアルズについて、中国側と規制解除を協議していると報じられた。同社は半導体製造装置大手ASMLの供給網に属し、中国から供給される希土類などの重要鉱物への依存度が高いとされる。規制が続けば、数カ月以内に経営が行き詰まる可能性があるという。
協議では、EUがロシア支援を理由に制限している中国企業1社への貿易規制を解除する代わりに、中国がシンドルハウザー・マテリアルズを輸出管理対象から外す案が検討されている。対象となる中国企業名や最終合意の有無は公表されていない。中国は7月、EUの対ロシア制裁への対抗措置として、同社を含む欧州14社を輸出管理対象に加えていた。
出典
- 聯合報|中国に譲歩を求める? 米メディア:EUが「1対1」の交換でASML供給会社の救済を検討
- 聯合早報|消息:欧中が貿易規制の相互撤回を協議、ASMLのドイツ供給会社の窮状打開へ
- ブルームバーグ・アドリア|EU、ASML供給会社を守るため中国企業への制裁解除を検討
- Tom's Hardware|EU、中国と制裁解除の交換を協議 重要なASML供給会社を救済へ
