中国安徽省広徳市で電動二輪車に車が激突 親子死傷と女の対応に非難殺到

電動二輪車追突され親子3人死傷 運転の女に非難殺到

中国安徽省広徳市の太極大道と天寿路が交わる交差点で2026年6月20日午後3時36分ごろ、乗用車が突如コントロールを失い、緑地帯を乗り越えて「非自動車レーン」に進入した。車は信号待ちをしていた電動二輪車に激突し、車体の下に巻き込んだ。この事故で電動二輪車に乗っていた3歳の男児と10歳の女児の子供2人が死傷し、運転していた母親が重傷を負った。地元警察は22日夜、車を運転していた女(36)を刑事拘留した。

現場は住宅街の周辺に位置する幹線道路で、普段から交通量や人通りが非常に激しい場所であった。激しい衝突音を聞いた周辺の商店主らが駆けつけた際には、すでに大勢の民衆が集まり、救急車が負傷者を搬送する緊迫した状況であった。電動二輪車に乗っていた親子3人は、子供を補習クラスへ送る途中だったという。

警察発表と遺族の証言に食い違い

地元警察は22日夜に事故の公式発表を行い、事故により1人が死亡、2人が負傷(うち1人は重傷)したと公表した。車を運転していた女はすでに刑事拘留されており、アルコールや薬物の検出テストの結果から酒気帯び運転などの嫌疑は排除されている。

しかし、被害者の叔母がメディアの取材に語った内容やネット上の情報によると、3歳の男児は現場で死亡が確認され、10歳の女児も脳死状態となっており、子供2人がすでに死亡したと伝えられている。また、両脚を骨折するなど全身多角的な重傷を負った母親は、現在も病院で救命措置が続けられているが、半身不随になる可能性があるという。ネット上では、警察に対して事実をありのままに公表するよう求める声が強まっており、発表内容への不信感が広がっている。

運転手のスマホ操作疑惑と冷淡な態度

目撃者の証言によると、拘留された女は凄惨な現場を前にしても被害者への謝罪や動揺を見せず、駆けつけた警察官に対し「保険は使えるか」「いつ処理が終わるのか」「子供を南京へ送る用事がある」などと自身の都合ばかりを執拗に訴えていたとされる。さらに、ネット上の調査や現地からの投稿によると、女は運転中にスマートフォンを操作しており、落としたスマートフォンを拾おうとしたこと、サンダルを履いていたことでペダルを踏み間違えた可能性が指摘されている。

事故後、女の知人を名乗る人物がネット上で「彼女も被害者だ」「車を避けようとしてコントロールを失っただけ」と擁護を試みたことが火に油を注ぎ、大炎上を招いた。ネット上では女の身元特定が進められ、地元の美容関連店舗の経営者ではないかとの情報も浮上している。

この事件は22日、中国のSNSのトレンドで1位に躍り出た。現地では大勢の民衆が自発的に事故現場や病院を訪れ、亡くなった子供たちのために大量の生花や菓子、キャンドルを捧げて哀悼の意を表している。一方で警察側は、現場の写真や動画、事実ではない情報を拡散させないよう注意喚起を行った。しかしネット上では、所属企業などから従業員に対して事故情報の外部拡散を禁じる通知が出されたとの投稿も流れており、当局の情報統制への不満もくすぶっている。

出典

安徽广德通报:杨某某驾驶小型客车撞向路边电动车,致1人死亡,2人受伤(1人伤势较重),已被刑拘

安徽車禍警方通報引爭議 民眾自發悼念遇難孩童

安徽女司機疑玩手機致兩孩1死1重傷 傳肇事後頻問「幾時處理好」︱有片

関連記事

タイトルとURLをコピーしました