台湾中央社によると、中国共産党が、インターネット企業への末端組織の設立を急いでいる。中国紙・広州日報（電子版）は11日、末端組織を束ねる「広州市インターネット業界党委員会」が設立大会を開いたと報じた。
同紙によると、今年7月末現在、同市のインターネット企業436社で169の党の末端組織が発足した。今年新たに発足した組織数は83で前年同期比で倍増した。同月末現在の広州市のインターネット企業内の共産党員は7358人で、前年比79.9％増えた。
ポータルサイト運営の広州網易計算機系統、人工知能と音声技術の大手企業、アイフライテック(科大訊飛)の華南本社、インターネット通販大手、 京東集団（ＪＤドットコム）の華南本社など有名企業にもそれぞれ党組織がつくられた。