
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国湖北省武漢市の武漢ウイルス研究所に所属するの中国の著名ウイルス学者、石正麗氏の研究チームが、新たなコロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が再び起こる可能性があり、世界が準備を行う必要があると警告する研究論文を、今年7月に英学術誌に発表していたことが分かった。(写真は
RFAのサイト)
香港紙、サイスチャイナ・モーニング・ポストが報じたもの。研究論文は、40種類のコロナウイルスについてヒトの感染率を評価し、半数を「ハイリスク」と認定。また、6種類は感染後に発病の可能性あると認めた。
RFAによると、米陸軍研究所ウイルス研究室の元主任、林暁旭氏は、石正麗氏らの研究論文の目的が、2019年の新型コロナウイルスの発生源は武漢ウイルス研究所でなく動物であることを強調することにあると指摘した。
また、中国紅十字基金会の元医療救助部長の任瑞紅氏は、石氏の研究論文が中国の西側諸国に対する政治的シグナルだと指摘した。任氏は「中国は、世界全体への影響がもっと大きなウイルスを製造する能力を持っていると警告している」と述べた。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/huanjing/tj-09252023123703.html
◇参考情報
○米国立研「中国研究室で発生に説得力」 WSJ
○新型コロナの起源、徹底調査 米国務長官が改めて強調

米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国湖北省武漢市の武漢ウイルス研究所に所属するの中国の著名ウイルス学者、石正麗氏の研究チームが、新たなコロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が再び起こる可能性があり、世界が準備を行う必要があると警告する研究論文を、今年7月に英学術誌に発表していたことが分かった。(写真は
RFAのサイト)
香港紙、サイスチャイナ・モーニング・ポストが報じたもの。研究論文は、40種類のコロナウイルスについてヒトの感染率を評価し、半数を「ハイリスク」と認定。また、6種類は感染後に発病の可能性あると認めた。
RFAによると、米陸軍研究所ウイルス研究室の元主任、林暁旭氏は、石正麗氏らの研究論文の目的が、2019年の新型コロナウイルスの発生源は武漢ウイルス研究所でなく動物であることを強調することにあると指摘した。
また、中国紅十字基金会の元医療救助部長の任瑞紅氏は、石氏の研究論文が中国の西側諸国に対する政治的シグナルだと指摘した。任氏は「中国は、世界全体への影響がもっと大きなウイルスを製造する能力を持っていると警告している」と述べた。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/huanjing/tj-09252023123703.html
◇参考情報
○米国立研「中国研究室で発生に説得力」 WSJ
○新型コロナの起源、徹底調査 米国務長官が改めて強調