中国のニュースメディア、人民網によると、中国文化観光省市場管理局の李暁勇副局長は26日、国務院の記者会見で、4月29日～5月3日までの労働節連休中、新型コロナウイルスの感染拡大に警戒し準備するよう呼び掛けた。（写真はRFAのサイトの画面）
その上で李副局長は、観光地や劇場などの文化施設で感染が起きた場合、来場客全員に対するＰＣＲ検査を行う考えを示した。他省から訪れた来場客に対し、重点的に検査するという。
李副局長によれば、文化観光活動は多数の人が集まったり、移動したりする特徴がある。特に今年の労働節の連休は、観光の回復の勢いが強く、長距離の旅行やツアーが増えるとみられ、コロナの感染が拡大する恐れがある。
今年の労働節連休は4月29日から5月3日までの5日間。中国が「ゼロコロナ」対策を中止後、初めての労働節連休。旅行客が大幅に増えるとみられている。
中国メディアの中国新聞網によると、国家疾病対策予防局は26日の記者会見で、中国の一部地区でコロナの感染が小幅に拡大していると指摘。しかし、専門家の見方では、短期的に大規模な感染拡大が起きる可能性は小さいとした。
◇出典
http://ent.people.com.cn/GB/n1/2023/0426/c1012-32674224.html
https://www.chinanews.com.cn/sh/2023/04-26/9997339.shtml
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/4-04262023142053.html
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