20230425新冠中国メディアの澎湃新聞によると、上海市にある復旦大学付属華山病院感染科の張文宏主任は20日、上海市免疫学会などが主宰するフォーラムで講演し、中国で新型コロナウイルスの再度の感染拡大が起きる恐れがあるとして、ワクチンを接種するなど準備するよう呼び掛けた。(写真は澎湃新聞のサイトの画面)

 張主任によれば、コロナウイルスに変異があれば、最初の感染拡大の終息から6カ月後、徐々に再度の感染が広がる。最初の感染でできた免疫の壁が破られると、再度、感染が拡大する恐れがある。基礎疾患があればワクチンを接種したり、薬品を準備するなどの準備が必要だという。

 中国の中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」では最近、再度感染したとする書き込みが相次いでいる。うち、江蘇南京の女性は、昨年12月中旬に感染したが、3カ月後の最近、自身と夫や母ら一家4人全員が再度感染したと書き込んだ。

 広東の住民も、鼻づまりとせき、味覚喪失などの症状がでたたため、検査したところ陽性だったなどと投稿。症状は1回目より軽いとして、引き続き仕事を続けているなどと書いた。

 ウェイボでは22日夜、「新型コロナ」が検索語の第1位となり注目を集めた。


◇出典

https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_22841495