中国メディアの観察者網によると、新型コロナウイルスの新規患者の確認が続いているため、広東省深セン市工業情報局は24日、市内の華為（ファーウェイ）や比亜迪（ＢＹＤ）、台湾系の富士康（フォックスコン）など大手企業100社に対し、同日から外部との接触を遮断する「閉環（クローズド・ループ）」式の操業を行うよう指示した。（写真は星島日報のサイト画面）
封鎖操業の期間は7日。従業員は不要不急の構外外出を禁じられるほか、勤務前、24時間以内に発行されたＰＣＲ検査の陰性証明の提出が義務付けられる。
深セン市衛生健康委員会によると、深セン市では23～24日、新型コロナの新規感染者40人を確認。うち17人が有症、23人が無症状だった。市中感染が止まっておらず、感染経路が分からないケースがある。
富士康は、米アップルの「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」などの生産を請け負っている。現在、「ｉＰｈｏｎｅ１４」の量産準備期で、封鎖操業の影響が懸念されている。
富士康は、アップルの新製品の開発と試験生産を深セン工場、大量生産を河南省の鄭州工場で行っている。深セン工場の生産能力は全体の10％で、封鎖操業の影響は小さいとみられている。
香港の星島日報によると、深センでは今年3月にも7日間のロックダウン（都市封鎖）が実施され、全住民を対象に3回のＰＣＲ検査が行われた。当時は、全住宅団地と工業団地が封鎖となった。
◇出典
https://news.sina.cn/gn/2022-07-25/detail-imizirav5357085.d.html
http://news.10jqka.com.cn/20220725/c640672648.shtml
https://std.stheadline.com/daily/article/2477735/%E6%97%A5%E5%A0%B1-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E7%96%AB%E6%83%85%E5%86%8D%E8%A5%B2%E6%B7%B1%E5%9C%B3-%E7%99%BE%E5%BC%B7%E4%BC%81%E6%A5%AD%E9%96%89%E7%92%B0%E7%94%9F%E7%94%A27%E5%A4%A9
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