中国貴州省のメディア、天眼新聞によると、貴州省貞豊県竜場鎮の三河順勲炭鉱で25日午前8時40分ごろ、落盤事故があり、作業員14人が坑内に閉じ込められた。中央政府と省政府の指揮を受け、約500人の態勢で現場で救助作業を進めている。（写真は東網のサイト画面）

　炭鉱は地元の石炭会社、貴州黔越砿業が経営。別のメディアの海報新聞によると、この会社は昨年7月、貞豊県当局から安全対策上の問題があるとして休業1カ月と罰金100万元（約1830万円）に支払いを命じられていた。　

　さらに別のメディアによると、この同炭鉱は採掘開始から20～30年操業を続けているが、現在、地元外の人物が設立した会社が、経営を受託している。約2年前から賃金の欠配があり、地元民はこの炭鉱で働くのをやめた。現在、約100人の作業員は、全員が地元外の出身だという。

　中国では、多数が死傷する炭鉱事故が頻発。21年10月には、大手石炭会社が経営する陝西省咸陽市の胡家煤炭鉱で落盤事故が発生し8人が死傷。同年8月には、青海省剛察県にある「柴達爾炭鉱」で落盤事故があり、19人が死亡した。

　中国貴州省のメディア、天眼新聞によると、貴州省貞豊県竜場鎮の三河順勲炭鉱で25日午前8時40分ごろ、落盤事故があり、作業員14人が坑内に閉じ込められた。中央政府と省政府の指揮を受け、約500人の態勢で現場で救助作業を進めている。（写真は東網のサイト画面）

　炭鉱は地元の石炭会社、貴州黔越砿業が経営。別のメディアの海報新聞によると、この会社は昨年7月、貞豊県当局から安全対策上の問題があるとして休業1カ月と罰金100万元（約1830万円）に支払いを命じられていた。　

　さらに別のメディアによると、この同炭鉱は採掘開始から20～30年操業を続けているが、現在、地元外の人物が設立した会社が、経営を受託している。約2年前から賃金の欠配があり、地元民はこの炭鉱で働くのをやめた。現在、約100人の作業員は、全員が地元外の出身だという。

　中国では、多数が死傷する炭鉱事故が頻発。21年10月には、大手石炭会社が経営する陝西省咸陽市の胡家煤炭鉱で落盤事故が発生し8人が死傷。同年8月には、青海省剛察県にある「柴達爾炭鉱」で落盤事故があり、19人が死亡した。