22021年8月16日炭 中国メディアの央広網によると、青海省海北蔵族自治州の剛察県にある西海煤炭開発の「柴達爾炭鉱」で14日午後0時10分、落盤事故が起きた。同日夜の発表によると、坑内にいた作業員21人が逃げ遅れ、まもなく2人が救出されたが1人が死亡した。残る19人の安否は分かっていない。(写真は東網のサイト画面)

 青海省当局は、緊急対応を発令して、現場に指揮所を設置。同自治州政府によると、14日午後9時、消防や警察、専門救助隊など約200人態勢で救助活動にあたっている。

 香港メディアの東網によると、救助された従業員、馬文福さんは「何かが崩れ落ちるような大きな音が聞こえた。慌てて出口に向かって逃げた」と述べた。馬さんは、約200メートル走ったところ、仲間が心配になり戻ろうとしたが、既に行く手が土砂でふさがれていた。同僚1人を土砂の中から引き上げたが、既に息がなかったという。

 青海省の炭鉱管理当局が2~6日、「柴達爾炭鉱」の安全検査を行い、問題箇所21件、重大な危険箇所1カ所の改善を指示していた。また、この炭鉱は18年12月、作業員1人が死亡する事故を起こし、「安全等級」を格下げされていた。

 台湾中央通信社によると、中国では6月4日も河南省の鶴壁炭鉱でガス突出事故があり、作業中の8人が死亡した。中国で鉱山の労災事故が頻発しており、今年6月までの1年間に少なくとも60人以上が死亡し、地方政府の担当官ら20人以上が責任を問われて処分を受けた。

※出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1708120749755515858&wfr=spider&for=pc

https://www.cna.com.tw/news/acn/202108140175.aspx

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20210815/bkn-20210815114521737-0815_00952_001.html

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20210815/bkn-20210815084225111-0815_00952_001.html
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