中国メディアの北青網などによると、遼寧省朝陽市喀左県の鋳物部品製造会社、「喀左宝順鋳件」の溶解炉で4日午前8時ごろ、操業中に有毒ガスが漏れ、工員が相次ぎ昏倒した。まもなく全員が病院に運ばれたが、2人が死亡、4人がけがした。喀左県が事故原因の調査を始めた。（写真は東網のサイト画面）

　死亡した2人は、25歳と30歳の男性工員。けがした4人は、症状が軽く命に別状はないという。

　同社は2019年に発足し、鋳鋼・鋳鉄部品の製造、鉱物加工品や鉄粉の販売を主な事業としている。工場がある同県の中三家鎮では、2014年、鉱山の設備据え付け作業中の事故で3人が死亡。16年には、金鉱の落盤事故で2人が亡くなった。

　中国の工場では有毒ガスの漏出事故が頻発している。今年10月には、河北省ケイ（形の右がおおざと）台市の大手鉄鋼会社の高炉で一酸化炭素が漏れ、作業員3人が死亡。9月には、遼寧省瀋陽市の鋳物製造・製鉄会社の溶解炉で、停電が原因で有毒ガスが漏れ、作業員23人が中毒した。

◇出典

　中国メディアの北青網などによると、遼寧省朝陽市喀左県の鋳物部品製造会社、「喀左宝順鋳件」の溶解炉で4日午前8時ごろ、操業中に有毒ガスが漏れ、工員が相次ぎ昏倒した。まもなく全員が病院に運ばれたが、2人が死亡、4人がけがした。喀左県が事故原因の調査を始めた。（写真は東網のサイト画面）

　死亡した2人は、25歳と30歳の男性工員。けがした4人は、症状が軽く命に別状はないという。

　同社は2019年に発足し、鋳鋼・鋳鉄部品の製造、鉱物加工品や鉄粉の販売を主な事業としている。工場がある同県の中三家鎮では、2014年、鉱山の設備据え付け作業中の事故で3人が死亡。16年には、金鉱の落盤事故で2人が亡くなった。

　中国の工場では有毒ガスの漏出事故が頻発している。今年10月には、河北省ケイ（形の右がおおざと）台市の大手鉄鋼会社の高炉で一酸化炭素が漏れ、作業員3人が死亡。9月には、遼寧省瀋陽市の鋳物製造・製鉄会社の溶解炉で、停電が原因で有毒ガスが漏れ、作業員23人が中毒した。

◇出典