北京などの日本人学校に嫌がらせ電話 ネット投稿がきっかけ

 北京などの日本人学校に嫌がらせの電話が相次いでいる。中国のネット上に、全国で日本人学校の数が多すぎることを疑問視する書き込みが行われたことがきっかけ。在中国の日本大使館は、日本人、特に児童の安全確保に適切な措置をとるよう中国外務省に要求した。日本の報道を引用して、米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が7日伝えた。

 中国のネット上の文章の掲載は、中国では「九・一八」と呼ばれる柳条湖事件(満州事変のきっかけ)90周年の記念日前後から始まった。文章は、北京、上海、天津、蘇州、広州の日本人学校の写真も載せ、「前科」がある日本がこれほど多くの学校を建設していることは、警戒を禁じえないなどと指摘している。

 投稿をきっかけに、北京その他の日本人学校に嫌がらせの電話が相次いだ。北京の日本人学校は、危機感をもって、児童生徒の安全のため警戒を強めているという。

◇参考情報◇

中国政府が尖閣諸島「地形図」公表 主権を主張

北京などの日本人学校に嫌がらせ電話 ネット投稿がきっかけ

 北京などの日本人学校に嫌がらせの電話が相次いでいる。中国のネット上に、全国で日本人学校の数が多すぎることを疑問視する書き込みが行われたことがきっかけ。在中国の日本大使館は、日本人、特に児童の安全確保に適切な措置をとるよう中国外務省に要求した。日本の報道を引用して、米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が7日伝えた。

 中国のネット上の文章の掲載は、中国では「九・一八」と呼ばれる柳条湖事件(満州事変のきっかけ)90周年の記念日前後から始まった。文章は、北京、上海、天津、蘇州、広州の日本人学校の写真も載せ、「前科」がある日本がこれほど多くの学校を建設していることは、警戒を禁じえないなどと指摘している。

 投稿をきっかけに、北京その他の日本人学校に嫌がらせの電話が相次いだ。北京の日本人学校は、危機感をもって、児童生徒の安全のため警戒を強めているという。

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