米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、米国家情報長官室は27日、新型コロナウイルスの発生源に関する調査報告書の要旨を公表した。米情報機関のうち4機関が、ウイルスが動物からヒトに感染したと結論。1機関が、最初の感染者と研究機関は関連があるとした。各機関は、ウイルスが生物兵器として開発された訳ではなく、、遺伝子に操作が加えられていなかったとの見方では一致した。
同長官室は27日発表した声明で、中国が発生源の調査を妨害し、情報共有に抵抗していると指摘。発生源について結論を得るには、中国の協力が不可欠とした。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、バイデン大統領も27日、声明を出し「発生源調査で鍵となる資料は中国内にある。しかし、感染拡大の当初、国際調査チームが関連情報に触れるのを阻止した」と指摘した。
中国は、要旨発表の前から米政府の調査に反発。中国外務省の幹部はメディアの取材に「中国に泥を塗っても、米国は潔白にならない」などと述べた。さらに「米国が根拠なく中国の攻撃を続けるなら、中国の反撃に備えた方がいい」と語った。
バイデン氏は5月末、発生源を巡る追加調査と90日以内の報告を米情報機関に指示し、このほど報告を受けた。
◇出典
https://www.voachinese.com/a/us-intelligence-agencies-still-divided-on-origins-of-coronavirus-20210827/6019046.html
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/3-08282021093640.html
◇参考情報◇
○米国立研「中国研究室で発生に説得力」 WSJ
○新型コロナの起源、徹底調査 米国務長官が改めて強調
米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、米国家情報長官室は27日、新型コロナウイルスの発生源に関する調査報告書の要旨を公表した。米情報機関のうち4機関が、ウイルスが動物からヒトに感染したと結論。1機関が、最初の感染者と研究機関は関連があるとした。各機関は、ウイルスが生物兵器として開発された訳ではなく、、遺伝子に操作が加えられていなかったとの見方では一致した。
同長官室は27日発表した声明で、中国が発生源の調査を妨害し、情報共有に抵抗していると指摘。発生源について結論を得るには、中国の協力が不可欠とした。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、バイデン大統領も27日、声明を出し「発生源調査で鍵となる資料は中国内にある。しかし、感染拡大の当初、国際調査チームが関連情報に触れるのを阻止した」と指摘した。
中国は、要旨発表の前から米政府の調査に反発。中国外務省の幹部はメディアの取材に「中国に泥を塗っても、米国は潔白にならない」などと述べた。さらに「米国が根拠なく中国の攻撃を続けるなら、中国の反撃に備えた方がいい」と語った。
バイデン氏は5月末、発生源を巡る追加調査と90日以内の報告を米情報機関に指示し、このほど報告を受けた。
◇出典
https://www.voachinese.com/a/us-intelligence-agencies-still-divided-on-origins-of-coronavirus-20210827/6019046.html
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/3-08282021093640.html
◇参考情報◇
○米国立研「中国研究室で発生に説得力」 WSJ
○新型コロナの起源、徹底調査 米国務長官が改めて強調