
同局によれば、使われていたのは、有名ブランド「陽光牌」の大豆油。ボトルには原料が「遺伝子組換え大豆」と明記されていた。店員によれば、食用油は調理用鉄板に塗り、鶏や豚肉を焼くのに使われていた。
天津市市場監督管理局によれば、河西区以外のKFCの店舗でも、同じブランドの遺伝子組み換え原料を使った大豆油が、表示しないまま使われていた。同局の下部機関が調査を進めている。
中国の食品安全法は、飲食物の加工の際、遺伝子組み換え食品を使う際、消費者に表示することを義務付けており、違反すれば5000~5万元(約11万~110万円)の罰金が課される。
中国では他都市でも、飲食店が遺伝子組み換え大豆を使った食用油を表示せずに使い、処罰されるケースが出ている。貴州省貴陽市観山湖区の市場監督管理局は、区内の飲食店が大豆油の没収された上、罰金5000元の支払いを命じられた。
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