露天商が同業者を刃物で殺害 夜市で争い 山東

 2024年8月30日山東中国メディアの中華網によると、山東省高密市の密水街道地区の夜市で8月28日午後8時20分ごろ、露天商の男性2人が口論となり、まもなく1人が別の1人に包丁で切りつけた。切られた1人は間もなく死亡し、通報で駆けつけた警察官が切りつけた1人を拘束した。(写真は星島日報のサイト)

 高密市公安局によれば、露天商2人はともに36歳。買い物客が取り囲む中、露店の場所を巡って口論していたが、1人が包丁を取り出して相手の首に切りつけた。切られた側は大量の血を流して倒れ、女性の買い物客から悲鳴が上がった。

 香港メディアの星島日報によると、犯行時、取り囲んでいた買い物客が驚いて一斉に逃げ出した。切りつけた男は犯行後、包丁をリュックにしまうと、誰かと携帯電話で話すもようが監視カメラの映像に映っていた。

 映像にはこのほか、家族とみられる女性が倒れた被害者を見守り、男児が泣き叫ぶようすも映っている。目撃者によると、切られた男性は首をほとんど切断されていた。

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