神戸学院大教授、中国で昨年夏から失踪

 2024年3月22日教授ドイツの国際公共放送ドイチェ・ベレ(DW)などは20日、神戸学院大学(神戸市)の胡士云教授が昨年夏に中国帰国後に失踪し、既に半年以上経過していると報じた。胡教授は中台統一を支持、米連邦下院のペロシ元議長の台湾訪問を批判していた。(写真は星島日報のサイト)

 台湾の中央通信社によると、同大は18日、胡教授と連絡が取れないことを認め、当局に拘束された可能性があるとの懸念を示した。中国外務省の林剣報道官は19日「状況はよく分からない」と述べた。

 胡教授は日本で「西日本新華僑華人連合会」会長や在大阪中国総領事館の外交顧問などを歴任。これまで習近平国家主席や中台統一を支持する発言を繰り返していた。

 DWによれば、中国ではこれまでに、少なくとも日本の学者2人が中国で失踪したことがある。東洋学園大学の朱建栄教授が2013年7月、上海浦東国際空港で逮捕され、翌年2月末に日本に戻った。19年には北海道教育大学教授だった袁克勤氏が。母親の葬儀で帰国した際、スパイ罪て逮捕された。

◇出典

https://www.dw.com/zh/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E4%B8%AD%E5%9C%8B%E6%95%99%E6%8E%88%E8%BF%94%E8%8F%AF%E5%A4%B1%E8%81%AF-%E7%96%91%E6%B6%89%E5%8F%8D%E9%96%93%E8%AB%9C%E6%B3%95/a-68619473
 
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